フォトボイス
撮る、語り合う、発信する・・・動く
―女性たちが見た・経験した東日本大震災―
都内3か所で開催した展示・報告会ではそれぞれ異なるメンバーが被災の経験や、その影響が今も続いていることを、来場者に 伝え、意見交換しました。東京YWCAとパソナ本部ビル(東京八重洲)の展示会は写真と「声」70余セットと大規模なものとなりました。またお茶の水女子大学では、災害に関するセミナーのプログラムの一環で、被災3県のグループメン バーが一人ずつ、被災や支援の経験、現在の心情や復興の実情などを語りました。セミナーには海外で日本語を学んでいる学生が多く出席しており、被災した女性たちの話を直接聞き、日本語で質問しました。
【3月11日(月)~13日(水)@東京YWCA会館】
3月11日(月)3.11メモリアル―あの日がはじまり― /報告会/展示
東日本大震災発災から2年目の当日、発災時刻に参加者全員で黙とうを捧げました。その後、被災3県のフォトボイス・グループメンバーから当時の自分が経験した状況や、現在の地域社会や復興の様子、またそれに対するそれぞれの思いが語られました。来場者も、写真と共にスクリーンに投影された「声」を朗読しました。
3月12日(火)フォトボイスのデモンストレーション/展示
デモンストレーションとは、フォトボイスに興味を持つ方たちが撮影した写真を持ち寄り、グループで語りあうことを体験してもらう企画です。フォトボイスという手法について、口頭や文書での説明とは違ったかたちで、理解・実感する機会となったのではないでしょうか。
◆主催:公益財団法人東京YWCA被災者支援プロジェクト
◆実施:東京YWCA会員グループあい /フォトボイス・プロジェクト
【3月14日(木)@お茶の水女子大学】
海外の日本語習学生とお茶の水女子大学生のための「国際ジョイントセミナー 東日本大震災ワークショップ」の一環として展示と報告をしました。大講義室内の壁に拡大した写真と「声」を展示し、被災3県から参加したフォトボイスグループのメンバーが、自分たちの経験を語り、会場の学生に熱いメッセージを送りました。
◆主催:お茶の水女子大学グローバル文化学環
【3月15日(金)~16日(土)@パソナグループ本部ビル】
3月15日 展示会
3月16日 報告会
◆主催:フォトボイス・プロジェクト ◆協力:(株)パソナソーシング